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解説記事
動画を見る時間が取れないときのために、講座で扱った内容と、実務で迷いやすい点を文章にまとめています。 動画の書き起こしではなく、何が起きていて何から確かめればいいかを、読んで分かる順番に組み直した記事です。

dcdiagでエラーが出るときの見方|DFSREventの失敗とrepadminの成功を分けて確認する(Active Directory)
ログインできるから正常、最後に合格と出たから正常。その判断で見落とす失敗がある。ADの複製とSYSVOLを分け、テスト名と時刻を一緒に読む。

pingは通るのに接続できない原因と切り分け|Test-NetConnectionでTCPポート・宛先IP・送信元を確認する
pingの返事と、必要なTCPポートへの接続は別の結果。問題が起きたPCから宛先とポートを指定し、送信元までそろえて調べると、次に見る場所を絞れる。

「私はロボットではありません」でWindows+Rを押せと出たら偽物|ClickFix(クリックフィックス)の手口と、実行してしまったときの対処
本物の確認画面がキーボードでWindowsの機能を開かせることは無い。押してしまったなら、Enterの前か後かで対処が変わり、後ならパスワード変更だけでは足りない。

PowerShellで「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため」と出る原因と対処|実行ポリシーの変え方、ダウンロードした.ps1が動かないとき(Windows 11)
このエラーは設定の故障ではなく、Windowsが最初からスクリプトを動かさない状態だから出る。直すのは自分のユーザーの範囲だけで足り、ダウンロードしたファイルは中身を見てから1つずつ通す。

Azure VMを停止しても課金される原因|「停止済み」と「停止済み (割り当て解除)」の違い、止めた後も残るディスク・IP・転送料金
Windowsの中からシャットダウンしたVMは、Azureから見るとまだ動いている。料金を止めるのはポータルの停止ボタンで、それでもディスクとIPアドレスの料金は残る。

RC4無効化の影響と対処|Windows Update後にKerberos認証が失敗する サービスアカウント・NAS・Azure Files(Active Directory・2026年10月時点)
止まったのはユーザーのサインインではなく、昔から動いている特定のサービスだけ。原因はドメインコントローラーにあっても、直す場所はたいていそのサービスのアカウントの側にある。

WSUS廃止はいつ? いつまで使えるかと移行先の選び方|Intune・Windows Autopatch・Azure Update Manager(2026年10月時点)
WSUSの代わりを1つ選ぼうとすると迷う。WSUSは、性質の違う4つの仕事をまとめて引き受けていたからだ。クラウドの移行先で代わりが無いのは、そのうち1つだけ。

Cドライブの容量不足を解消する順番|いっぱいになる原因の調べ方、Dドライブへの移動、消してはいけないもの(Windows 11)
Cドライブの空きを作る方法は、ネットにいくらでも並んでいる。効くかどうかを決めるのは方法の数ではなく、何がCドライブを使っているかだ。消す前に、まず見る。

OneDriveでファイルが消えた原因と復元方法|デスクトップのファイルが無い・同期を解除したら消えた
「クラウドのほうはバックアップだから」と思って消したファイルが、PCからも消えた。OneDriveが消したのではない。同期が、自分の操作を反対側に届けただけだ。

ファイルサーバー・共有フォルダにアクセスできない原因と切り分け手順|一部のPCだけ急につながらない(Active Directory・Windows 11)
40台のPCがお互いを見に行く組み合わせは1,560通り。「半数がダメ」という報告は、受け側の1台が壊れていても、送り側の20台が変わっていても同じに見える。

Windowsの「個人用に設定」と「職場または学校用に設定」、どっちを選ぶ? 決めるのはそのPCを管理する人だ
私物のPCで「職場または学校用」を選ぶと、そのPCは本人の意図にかかわらず会社の管理下に入る。迷ったときに見るべきは、仕事に使うかどうかではない。

EWS廃止、「EWSEnabled=True」だけではアプリが止まる。許可リストと組織間の予定表共有は分けて確かめる
9月まで「全部許可」だった EWSEnabled=True は、10月から許可リストが空なら「全部遮断」になった。しかも、予定表の組織間共有だけはその許可リストと無関係に動いている。

Bicepは白紙から書かない。ポータルで1回作った結果を書き写す
保存し忘れた空のファイルをデプロイしても、Azureは「成功」と返した。成功とは、欲しいものができたことではなく、書いたとおりになったことだ。

Teamsの「ファイル」はTeamsの中に無い。チャネルはSharePoint、チャットはOneDriveに置かれている
「設計書_最新_0915修正.xlsx」は、誰かが雑に使った結果ではない。Teamsの中にファイルがあると思って、自然に操作した結果だ。

同じメールアドレスなのに、アカウントが2つある。Microsoftの「個人」と「職場または学校」は別人だ
入れたメールアドレスは1つなのに、「職場または学校」か「個人」かを聞き返される。見た目が同じ名前の、持ち主の違う2人がいるからだ。

「認識されません」はプログラムが無いのではない。Windowsが探した場所に無かっただけ
インストール先のフォルダーで打てば動く。名前だけで打つと動かない。違うのはプログラムではなく、Windowsが探しに行った場所だ。

証明書は作ってもらうものではない。公開鍵に付けてもらう保証書だ
同じサーバー、同じ証明書なのに、呼んだ名前と確かめたマシンで結果が3通りに分かれた。壊れていたのは証明書ではなかった。

Active DirectoryはDNSの中でドメインコントローラーを探している
子ドメインは動き、名前の違うドメインは複製が止まった。権限でもネットワークでもなく、足りなかったのはDNS上のつながりだけだった。

同じ指示でもClaude Codeの動きが変わるのは、机の上が違うから
モデルも指示も同じなのに、片方は聞き返し、片方は仕事を終えた。違ったのは、頼まれた瞬間に手元にあったものだけだ。

可用性・スケーラビリティ・弾力性は「何に備えるか」で見分ける
故障に備えるのか、量に備えるのか、速さに備えるのか。問題文が何を心配しているかを読めば、答えは一つに絞れる。

AI導入の前に、業務は人が休んでも回るか
転記をAIに任せても業務の断絶は残る。まず一つの業務を端から端まで見てみよう。

条件付きアクセスは、除外を1つ足した瞬間に穴が開いていた
「設定したのに効いていない」が起きる理由と、2026年6月の仕様変更で何が変わったのか。

マネージドIDを使うと、パスワードを書かなくてよくなる
システム割り当てとユーザー割り当ての使い分けを、実際のロール割り当て画面とCLIの動きから理解する。