CERTIFICATE THEORY
デジタル証明書を理論から理解する
公開鍵と秘密鍵、署名、認証局、信頼の連鎖をつなぎ、証明書が何を保証しているのかを整理します。
SECURITY FOUNDATION
公開鍵と秘密鍵、認証局、自己署名、公開証明書、自動更新まで。難しく見える証明書を、理論と実演の順番へ並べ直しました。
FROM TRUST TO AUTOMATION
最初に証明書が何を保証するのかを理解し、Windowsで作成、Azure VMへ導入、LinuxとWindowsで更新を自動化します。
OVERVIEW
証明書は「よく分からないが期限が切れると障害になるもの」として扱われがちです。仕組みを一度押さえておくと、更新作業もトラブル対応も手順の暗記ではなくなります。
証明書が保証しているのは、大づかみに言えば「この公開鍵は確かにこの相手のものだ」という結びつきです。暗号化そのものは鍵の仕事で、証明書はその鍵の持ち主を第三者が保証する仕組みにあたります。ここを分けて理解すると、自己署名証明書がなぜ警告になるのかが自然に分かります。誰も保証していないからです。
信頼の連鎖も同じ考え方の延長で、末端の証明書からルート認証局まで順にたどり、最後に端末が信頼しているルートへ行き着けるかどうかを見ています。
障害の原因として多いのは、暗号の強度ではなく単純な期限切れです。どのサーバーにどの証明書が入っていて、いつ切れるのかを一覧にできていない状態が一番危険で、更新の自動化はその一覧があってはじめて意味を持ちます。
失効の確認方法や中間証明書の配置漏れも、症状が「一部の端末やブラウザーでだけエラーになる」という分かりにくい形で出ます。仕組みを知っていると切り分けが早くなります。
ACCESS GUIDE
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LEARNING STEP · FOUNDATION
公開鍵、秘密鍵、認証局、署名。HTTPSの裏側にある登場人物を、まず一枚の地図にします。
CERTIFICATE THEORY
公開鍵と秘密鍵、署名、認証局、信頼の連鎖をつなぎ、証明書が何を保証しているのかを整理します。
LEARNING STEP · WINDOWS / AD CS
IISの自己署名証明書とActive Directory証明書サービスを題材に、作成・配置・エラー対応を体験します。
SELF-SIGNED CERTIFICATE
理論で理解した証明書をWindowsとIISで実際に作成し、HTTPSへ割り当てます。
AD CS TROUBLESHOOTING
キー使用法と名前の不一致によるブラウザーエラーを題材に、証明書トラブルの調べ方を確認します。
LEARNING STEP · PUBLIC CERTIFICATES
Azure VMへ無料の公開証明書を導入し、LinuxとWindowsの両方で更新を自動化します。
VERSION NOTES
理論編は現在も有効です。公開証明書の取得・更新手順は2024年制作のため、認証局、クライアント、暗号方式の現行仕様を確認してください。