ACTIVE DIRECTORY BASICS
最初に把握する要素と用語
ドメイン、フォレスト、OU、ユーザー、グループなど、以降の学習に必要な全体像をまとめます。
WINDOWS IDENTITY FOUNDATION
入門シリーズ全13回を中心に、NTLMとKerberosの認証、実際の構築、ドメイン参加、2台目DC、正常性確認までを学習順序へ組み直しました。企業のWindows環境を支える認証基盤を、一つずつつなげます。
A COMPLETE INTRODUCTION SERIES
中心となる入門シリーズでは、基本概念から診断までを一周します。その後、実際にフォレストを作り、PCと2台目のドメインコントローラーを追加します。
OVERVIEW
Active Directoryは多くの組織で長年動き続けている基盤で、いま触る人の大半は「自分が作ったのではない環境」を引き継ぎます。作り方より、いまある状態を読み解く力のほうが先に必要になります。
既存環境を渡されたとき、いきなり設定を変えるのは危険です。まずドメインとフォレストの構成、ドメインコントローラーの台数と配置、FSMOの役割がどこにあるか、レプリケーションが正常に回っているかを確認します。ここが壊れている状態で他をいじると、影響範囲が読めなくなります。
次に、組織単位の設計とグループポリシーの適用順を見ます。ポリシーが期待どおりに効かないという相談の多くは、リンク先の階層と継承、セキュリティフィルターのどこかに原因があります。
Microsoft 365やAzureと連携させる段階になると、オンプレミスのADに溜まっていた不整合がそのまま表面化します。重複したUPN、退職者のまま残っているアカウント、意味が失われたグループなどは、同期を始めてから直すほうが手間がかかります。
クラウドと連携するIDは組織の入口そのものなので、同期対象の範囲と、どの属性を正とするかを先に決めておくと、後の運用が安定します。
ACCESS GUIDE
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LEARNING STEP · FOUNDATION
用語を丸暗記せず、Active Directoryが何を管理し、組織の中でどう使われるのかを理解します。
ACTIVE DIRECTORY BASICS
ドメイン、フォレスト、OU、ユーザー、グループなど、以降の学習に必要な全体像をまとめます。
LOGICAL STRUCTURE
フォレスト、ツリー、ドメイン、OUがどのような階層を作るのかを整理します。
DIRECTORY SERVICE
Active Directoryを支えるディレクトリサービスと、情報を検索・管理する考え方を理解します。
DOMAIN JOIN
Windows PCがドメインの一員になると何が変わるのかを、操作と仕組みの両面から確認します。
LEARNING STEP · CORE MECHANICS
DNS、データベース、複製、スキーマ、FSMO、SYSVOL。ADが複数台で正しく動く理由をつなげます。
LEARNING STEP · AUTHENTICATION
ファイル共有を題材に、NTLMとKerberosが実際に何をしているかをパケットで見ます。NTLM廃止の話は、ここが分かっていないと判断できません。
SMB / NTLM / KERBEROS
ワークグループのNTLM認証から、AD環境のKerberos認証までをパケットキャプチャで追います。SPNのCIFSとHOSTの関係まで扱うので、認証の話はまずこの1本から。
13:53
45:37TROUBLESHOOTING
ファイル共有にアクセスできない状態を、認証の観点から切り分けます。前編で見たパケットの知識がそのまま効きます。
KERBEROS HARDENING
ADのKerberosでRC4が既定から外れた変更を、暗号方式の背景、3段階のロールアウト、影響が出やすいサービスアカウントや非Windows機器、イベントログでの棚卸しの観点から追います。
NTLM RETIREMENT
次期WindowsでNTLMが既定無効になる方針と、監査で使用箇所を洗い出して潰していく進め方を整理します。IAKerbとローカルKDCもここで扱います。
KERBEROS WITHOUT DOMAIN JOIN
ドメイン参加していないクライアントからファイルサーバーへアクセスしたとき、NTLMとKerberosのどちらが使われるのかを、NTLM受信の可否を切り替えながらイベントログとklistで確認します。
LEARNING STEP · OPERATIONS
信頼関係、バックアップからの復元、診断コマンド、正常性確認を通じて「壊れたときに困らない」運用へ進みます。
LEARNING STEP · HANDS-ON
Windows Serverからドメインを作り、クライアントと2台目のDCを追加します。概念を実際の画面と結び付けます。
BUILD A FOREST
Windows Serverへ役割を追加し、新しいフォレストとドメインコントローラーを作成します。
補足:制作時点のWindows Server画面を使用しています。基本構造の実習として利用してください。
JOIN A CLIENT
DNS設定を確認し、クライアントPCを作成したドメインへ参加させます。
ADD A DOMAIN CONTROLLER
冗長化と複製を意識しながら、既存ドメインへ2台目のDCを追加します。
DESIGN PITFALLS
DNS、時刻、名前、ネットワークなど、構築手順だけでは見落としやすい設計上の注意点を解説します。
14:28VERSION NOTES
中核シリーズは2022年、補足動画は2021〜2023年に制作しています。AD DSの基本原理を学ぶ教材として活用し、Windows Server 2025の画面やセキュリティ推奨事項は新しい教材で補います。